2007/03/08

ザ・コーション・ホーシス2

 「ザ・コーション・ホーシス」が衝撃的だったのは、ロックであり、ロックでなかったからです。

 ロックというのは、必ず気持ちを高揚させ、盛り上げてくれるサビの部分があります。

 そもそも、ポップスにも、演歌にも、サビはあり、サビの部分は気持ちが高揚してくるもんです。

 でも、カウボーイ・ジャンキーズの「ザ・コーション・ホーシス」には、それはありません。

 サビはあります。

 しかし、それはどこまでも静かなんです。

 おそらく、「ザ・コーション・ホーシス」の中で一番売れたであろう曲、「ある火曜日の朝に」。

 この曲のイントロはギターとベースと、そしてブルースハープで始まります。

 「太陽が昇る、今は火曜の朝・・・」とまるで、日常そのもののような歌詞。

 おいおい、どこで盛り上がるン?

 と思っているうちに、淡々と曲は流れていきます。

 そして、「私はベットの中に他人の脚があるのがすきなのよ」とつぶやいて、終わってしまいます。

 「・・・。」

 とにかく、この曲の印象は強烈でした。

 続く「チープ・イズ・ハウ・アイ・フィール」は一層静かに始まりました。

 サビも「なんだか、決まりが悪いから・・・」という一節だけ。

 歌うマーゴ・ティミンズの声はどこまでもくぐもっていて、でも、はっきりと歌っています。

 「バラードばっかりなんか?このアルバム?」

 次の曲を聴いて、一層?マークが強くなりました。

0 件のコメント:

コメントを投稿

<< ホーム